昨日掲載した画像と時刻の違う画像を処理してみました。
3月11日の早朝、短めのレンズで風景写真を撮っていました。
西尾市一色海岸での撮影です。
新星については今朝、
VSOLJ((386) ニュース 「へびつかい座に新星が出現」がでていました。
日本人の新星発見は、
国立天文台の「日本人が発見した天の川銀河の中の新星一覧(2011年以降)」
で確認できます。
昨日掲載した画像と時刻の違う画像を処理してみました。
3月11日の早朝、短めのレンズで風景写真を撮っていました。
西尾市一色海岸での撮影です。
新星については今朝、
VSOLJ((386) ニュース 「へびつかい座に新星が出現」がでていました。
日本人の新星発見は、
国立天文台の「日本人が発見した天の川銀河の中の新星一覧(2011年以降)」
で確認できます。
3月11日の早朝に「へびつかい座」に11等級の新星が出現しました。今年三番目の新星です。世界で最初に発見したのは、群馬県の小嶋正さんです。3時36分頃に撮影した画像からの発見です。遅れて複数の日本人やオーストラリアのAndrew Pearceさんも独立発見しています。
その報告はTOCP(http://www.cbat.eps.harvard.edu/unconf/followups/J17395720-2627410.html, http://www.cbat.eps.harvard.edu/unconf/followups/J17395699-2627413.html)に掲載されています。これ以外にもベテランの捜索者から発見報告があったようです。全国的に良い天気で観測し易い位置だったため多くの発見者がいました。私も4時22分に撮影した画像に新天体らしき星に気づき、5時過ぎに国立天文台に通報しています。参考:日本人が発見した天の川銀河の中の新星一覧
最初の発見報告を受けてすぐに広島大学のメンバーによって東広島天文台「かなた」で分光観測が実施され、赤くなった初期段階の新星であることが確認されました。発見報告から約30分後のことです。この結果は、
ATel #16521:Spectroscopic Observation of TCP J17395720-2627410, Classifying as a Reddened Nova で同日に報告されました。極めつけは、翌日にはもう、CBET 5365:V4370 OPHIUCHI = NOVA OPHIUCHI 2024 = TCP J17395720-2627410 によりこの星の発見内容とV4370 Ophという変光星名がついたことが報じられました。
あっと言う間の出来事でした。明るさはほぼピークのように見えますが、今後の観測が注目されています。
銀河伝説煌めく天空の宿・天の丸で星見企画の天体観測です。
天の丸に着いた時は、気温0℃、なんと小雪が舞っていました。でも予報通りすぐ晴れてきました。観望会中は氷点下になり先週末より風があって寒く感じました。
それでも、たくさんのお客様が次から次と望遠鏡を覗きにテラスに来られて賑やかでした。カノープス、冬のダイヤモンド、望遠鏡では、木星、すばる星団、オリオン星雲などを観て楽しんでいただきました。
初の木星やカノープスに感激、貴重な体験、楽しい時間、などと極寒の中でしたが、心温まるお言葉を多くいただきました。是非またお泊りいただいて観望会でお逢いしませう。ありがとうございました。吉兆の星・カノープスは、海上のモヤを通して南中時にかろうじて見えました。おそらくここでのカノープスとはお別れです。また来年逢いませう。木星も終了時には西に傾き木星らしい観望が難しくなってきました。そろそろシーズンオフです。来シーズンもくっきりの縞模様を見せて欲しいものです。また逢いしませう。仰げば、遠とし、空の星、年度末です。
海岸でも0度近くまで下がりましたが風がないのでそれほど寒くありません。明け方の空は完全に夏です。いて座付近の銀河もしっかり見えていました。
先月出現した、さそり座新星は赤くデジカメではまだまだ明るく写ります。
撮影終了後には金星が昇ってきたので時間をおいて2回撮影してみました。
快晴のようだったが、4h30m頃、西から徐々に雲が増えてくるのに気づき、
あっと言う間に薄雲が全天を覆う。
止む無く撮影を断念、残念。
記念に雲の間に見えた月齢26の月を三脚固定撮影