ちょっとそこまで とこなめ 2024.07.14

 来客のため、化石燃料を使い、地球温暖化に悪影響を及ぼし、申し訳ない思いをしながらのガソリン車でのお出かけ。せっかくの悪行なので、ブログに残しておこうと思いながら遠い過去のことになりました。
 7月14日に、常滑まで行って来ました。暑い中、もう、何年前でしょうか?久しぶりに、やきもの散歩道を歩いてみました。 食するお店が増えたように思いましたが、変わっていませんでした。
そこから、セントレアまで行って、やばとんの、みそかつ定を食べて帰りました。飛行機に乗らないセントレアは初めてでした。来客とはいえ、兼光でウナギ、徳兵衛で廻らないお寿司と年金生活者にはお腹だけ膨れる三連休でした。

やきもの散歩道 三歩x1000?

マップ

とこにゃん は どこにゃん

ここにも

そこにも

あそこにも

セントレア

お店巡り

やばい、やばとん

TCP J18111965-2822416

 最近、TOCPがにぎやかになってきました。先日、いて座に新星が出現したばかりですが、昨夜も、いて座に、TCP J18111965-2822416 という、新天体候補が掲載されていました。位置は、名の通り、18 11 19.65 -28 22 41.6  で、明るさは、13.3U。
http://www.cbat.eps.harvard.edu/unconf/followups/J18111965-2822416.html
私には手の届かない明るさです。
暇にまかせて、この星、ちょっと調べてみると、同定される一番近い天体は以下のようです。Gaia DR3 4050854617829076480、位置は、18 11 19.689  -28 22 40.02、明るさは、15.99g。色指数はよくわかりません。PanSTARRS DR1 color でみると赤くも青くもありません。
いつものように、ASAS-SNでライトカーブを見てみると、20日ほど前からゆっくりと増光しているようです。
https://asas-sn.osu.edu/sky-patrol/coordinate/90e214d6-1753-4aae-b4bd-7ed571fccc88
https://asas-sn.osu.edu/sky-patrol/coordinate/e215a417-125b-49bb-a6f5-ebe207e442af
https://asas-sn.osu.edu/sky-patrol/coordinate/0e21dc62-05a9-4a72-84c8-076ee3d5d344

ASAS-SN ライトカーブ

Aladin Lite  画像

 最初は、位置的には新星のような突発天体と思いましたが、増光スピードや増光幅(現時点)から少なくても矮新星ではなさそうです。ASAS-SNのライトカーブでは、過去5年ほどに同様な増光履歴もありません。観測なく、ゆっくり増光する新星は捨てきれませんが、このまま明るくなって同じような減光をたどると、ひょっとするとマイクロレンズ現象かもしれません。いずれにしても、フォロー観測待ちです。

以上、門外漢の独り言でした。

小雨から好転、月が見え好天に  天の丸で星見 2024 07 20

銀河伝説煌めく天空の宿・天の丸星見企画の天体観測です。
絶望的な天候で、最初は、小雨、霧雨の舞う空模様でした。望遠鏡にはカバーをかけて待機状態が続きました。しばらくして、薄雲を通して満月前の大きな月がみえるようになり、一時は、雲間から、夏の大三角春の大三角まで見えるようになりました。ちょうど、豊橋の祭りの夜で、最初から終了まで花火が上がっていて、天と地の光の競演が楽しめました。全般に曇天の空でしたが多くのお客様がテラスに出てこられ、天然のプラネタリウムと望遠鏡での月面撮影を体験できました。ありがとうございました。

三河湾に陽が映る

小雨が?

軒下に待機

晴れ間が

七夕の星が

スマホで薄雲の中の月をゲット

こんな星もあったり

あの星が見えるかな?

*お客様の写真は、原則、ご了解を得て撮影しています。申し訳ありませんが、積極的にポーズをとっていただいた場合にもボカシを入れています。

【いて座に今年2個目の新星出現 TCP J17490276-2324066  = ASASSN-24fb】

 満月が射手座を通り過ぎていく7月20日の夕方、その射手座に11等の新星が出現しました。発見は、山形県の板垣さんで、TOCP(*1)に報告されました。イタリアのアシアゴ天文台でスペクトルが撮られ、古典新星として確認、報告(ATel #16727)されました(*2)。今年2個目の射手座新星です。世界で最初にこの新星の増光をとらえていたのは、ASAS-SNで(*3)07月17.0567日(世界時)に、12.85g等でした。TOCPに掲載される前日には、ASAS-SN Transients*4)で公開されていました。CBETは、TOCP掲載内容を主体にまとめ、発行されるので、この新星は早いうちにGCVSの名前が付くものと思います。
 20日は夕方は雲の多い空でした。22h頃には晴れ間も見えてきたので新星の撮影ができたかもしれませんが、月だけ撮って就寝でした。翌、21日は、透明度は今一の中、快晴でしたので撮影しました。UGEMでの測光結果は、11.5等。まだ明るいようです。(画像)

*1:TOCP
TCP J17490276-2324066   2024 07 20.4552*  17 49 02.76 -23 24 06.6  11.0 U
http://www.cbat.eps.harvard.edu/unconf/followups/J17490276-2324066.html
*2:ATel #16727
TCP J17490276-2324066 (=ASASSN 24fb) is a highly reddened nova, of the FeII class, caught close to maximum brightness
https://www.astronomerstelegram.org/?read=16727
*3:ASAS-SN
https://asas-sn.osu.edu/sky-patrol/coordinate/eab7da03-4a59-42de-82de-e30b50d5bb65 (2024-07-17.056675 12.853g)
*4:ASAS-SN Transients Fri Jul 19 09:02:39 EDT 2024
ASASSN-24fb    17:49:2.65    -23:24:5.5    2024-07-17.05    12.43
https://www.astronomy.ohio-state.edu/asassn/transients.html

 

7月20日 22h05m

TCP J17490276-2324066 = ASASSN-24fb

 

早朝ウオーキングで撮影した最近のスマホ画像から

最初のハスは、6/20に本證寺で撮ったもので、この画像のみ一眼レフです。

わからない花や虫の名前は、スマホアプリ、googleレンズで調べました。

本證寺安城市)のハス

ジニア(ヒャクニチソウ) 6/15
ワラビ 6/16
ツユクサ  6/16
コスモス 6/17

タツムリ 6/19
ヨツスジハナカミキリ 6/20
アマガエル 6/29
カキ 6/30

ノアザミ 6/30
ムクゲ 7/2
ジニア(ヒャクニチソウ) 7/2
ジニアプロフュージョン 7/2

カミキリムシ 7/4
コスモス 7/5
アカメガシワ 7/5
夏季のカキ 7/6

ヤマブキ 7/9
カメレオンのようなカメ 7/10
セイヨウヒルガオ 7/10
ノアザミ 7/11

 

消滅か? Tsuchinshan-ATLAS彗星(C/2023 A3)

 今年一番の楽しみな天文現象といえば、2023年1月に発見された「Comet Tsuchinshan-ATLAS」=「柴金山・アトラス彗星」です。
10月中旬には肉眼で見える明るさになると予想されています。当初はその明るさは0等、最近では少し暗い予想になりましたがそれでも2等台です。金星とアルクトゥルスに挟まれて見ごたえのある光景になるはずです。

Stellariumで、10月14日夕方、岡崎の空 シミュレーション

  今回は、比較的、マスコミも雑誌も単行本も、商業ベースにのらず静かにしていたはずでしたが、・・・近日点前、つまり9月末までに彗星が崩壊するとの文献「Inevitable Endgame of Comet Tsuchinshan-ATLAS (C/2023 A3)」が8日に出ました。それも著者は、彗星の軌道計算で有名な、チェコ出身・アメリカの天文学者、ズデネク・セカニナ氏(88才)です。あくまで予想ですので、予想はよそうといいたいところです。
   先日、中望遠レンズを落下させてしまい、マニュアルでもフォーカスがきかなくなりました。古いレンズなので修理するかしないか迷いましたが、この彗星撮影のために見積依頼しました。結果は、約4万円、中古相場よりもまだ安いのでお願いしました。うぅ・・・。(ドブGOTO12も、またのアライメント不具合で修理かと思っているので痛い出費)そして、この彗星を条件よく撮影できる場所、西が開けて街明かりのないところ・・・と模索しているところでしたが・・・。
 もう一つ、この彗星を発見した 紫金山天文台ですが、岡山の美星天文台と少し関連があります。それは、中国で1437年に製作された、渾天儀(天球儀)が紫金山天文台に今も保存されています。そのレプリカ、実物大が、美星天文台の入口に設置されています。ご存知でしょうか?この彗星が明るくなって、この渾天儀がもう少し注目されるといいかなと思っていましたが・・・。写真の、渾天儀は、2023年、天文台と渾天儀は、2024年に撮影したものです。とはいえ、彗星は水物、でも水星でなない?、さて、どうなるか・・・・。

渾天儀(天球儀)2023年4月

美星天文台と渾天儀 2024年4月

七夕夜の かんむり座T星と流星

ドタバタのタナバタの夜、かんむり座T星を観測するために撮影した複数の画像の一つに流星らしき光跡が写っていました。前後の画像には無いため恐らく流星と思います。日付はもう8日に変わっていました。この夜は眼視でも流れ星をみました。(西尾市一色海岸)

2024 07 07 24h04m