太陽にご挨拶 「ハロー!」
大きな黒点も
晴れ予報でしたが薄曇りから本曇りに
天の丸で 星見企画 の天体観測です。
雨上がりで午後から晴れの予報でしたが、夕方になってやっと雲がとれてきました。
西の真っ赤な夕焼け雲の中には、今日の勤めを終える太陽の顔がちょこっと見えています。東の空にはもう月齢13の月が高く昇っていて、天体観測のために待機しているようです。
テラスに望遠鏡を設置し、調整がまだできていない状態から、待っていましたと言わんばかりに天体観測を楽しみにしていた家族連れのお客様が来られました。
しかし、明るい空でまだ星はみえません。そんな空でも大きな顔をしているのが月です。まずは望遠鏡を通して月を観ていただきました。初体験の天体観望にとても喜んでもらえました。
この日は、ISS(国際宇宙ステーション)が、年内でも数えるほど条件よく見ることができる夜でした。薄雲が出てきましたが、20時10分頃、予報通り南西の空に明るい光源を見つけました。その後、ゆっくり頭上まで上がっていき、北東の遠望峰山に沈むまでの数分間、お客様皆さんと観望することができました。飛行機やUFOでもなく、マイナス3等級の明るさで光る有人の宇宙ステーションがゆっくり移動する様はとても見応えがありました。皆さん、初めてのISSに感激されていました。
最初は快晴に近い空でしたが、その後だんだんと雲が出てきて、雲間や薄雲を通してのお月見になりました。雲間から見えた、アルクトゥルス、スピカは、春の夫婦星と言われ、6万年後は大接近するというお話などもさせていただきました。
結局、終了時刻を過ぎるまで 切れ目なくお客様がテラスに出てこられ、天体観測を楽しむことができました。気温は13℃まで下がり、少し寒さを感じましたが、あっと言う間のひと時でした。皆様、参加ありがとうございました。
4月末から5月初にかけて訪れた天文台の写真
★美星天文台
天文台から歩いて3分の所に親戚宅があります。観光地にもなったのか駐車場が広くなりました。
怒られそうですが、依然と比べ、ここの空も明るくなりました。
★JAXA 美星スペースガードセンター
美星天文台のお隣です。
★国立天文台 ハワイ観測所岡山分室
旧東京大学東京天文台岡山天体物理観測所です。完成した1960年直後に祖母に連れて行ってもらっています。188㎝の望遠鏡は、当時では東洋1でした。古のことです。
北遠くに美星天文台が見えます。
国立天文台のお隣に併設されています。空はあまりよくありませんが、交通の便や空の状況からの立地でしょう。完成して5年も経ったかたたないか、新しい天文台です。
何度か来ていますが、外からせいめい望遠鏡の見学が可能です。
3月初に増光にきづいた変光星。
VSOLJにアンダーバーを外して、
GDS_J1830235-135539(ASASSN-V J183023.57-135539.9)→ GDSJ1830235-135539
として報告済み。
ただ、ASAS-SNのデータをみていると、この約6年間、要素通り0.5等程度の変光をしていたが、なんと去年から徐々に増光! ASAS-3にも過去明確な増光記録されていない。
https://asas-sn.osu.edu/sky-patrol/coordinate/ー-efc7-497a-8e0d-514a82315a39
http://www.astrouw.edu.pl/cgi-asas/asas_lc/183023-1355.7
Aladin PanSTARRSの画像では、
GDS_J1830235-135539は、センタマーク左上の中央の青い星で、
私が増光に気づいたのは撮影画像からセンターマークの赤い星のように思う。
この赤い星は、IRAS 18275-1357(18 30 23.4712891680 -13 55 42.024725220) 。
ただ、変光星としての登録はされていない。
とりあえず、今後要注目!ということに。