寒の戻り過ぎでテラスは氷点下2度程度まで下がり、今季一番の寒さでした。天空も今季一番と思わせる星空でした。この夜は是非皆さんと、中国では見ると長寿に、日本でも吉兆の星と言われる、南極老人星・カノープスを見ようと思っていました。カノープスは南の低空に少しだけ顔を出すので横着星の異名もあります。そのため、条件が揃わないと捉えることは困難です。当夜は週末で、ちょうどカノープスが南中する付近にはボートレース場の照明が眩しく光っていました。これをみて諦めかけましたが、開始早々、なんと、その光芒をもろともせず、はっきり、くっきり、ボッチの赤いカノープスが見えるではありませんか!嬉しくなり、お客様にこの星の紹介をしながら運気をもらっていただきました。他には、これまで見たことがないような大きなダイヤモンド、冬の六角形も皆様に差し上げました。望遠鏡では、いつものように、木星、すばる星団、オリオン星雲などを観望して楽しんでいただきました。めちゃくちゃ寒い中、たくさんのご参加、ありがとうございました。
いつものトレッキング 番外編 六甲山 931m 2024.02.28
2月の 「いつものトレッキング」の美ケ原スノトレが悪天候で中止になったので、有志で六甲山のお誘いがありました。ひと昔前には、仕事でよく六甲山を車で往復したものですが、自分の足で登るのは初めてです。参加者はメンバーの中でも若い70代の4名。決まってからは、何故か、テレビやラジオで六甲山がよく紹介されていました。
当日は予想通り快晴で絶好のトレッキング日和になりました。ふもとまでの往復はいつもの車ではなく、新幹線、鉄道の利用です。六甲山には70ほどのトレッキングコースがあるようですが、その中でも、芦屋駅(芦屋川駅)からロックガーデン、風吹岩を経由して最高峰に登り、有馬温泉に降りる王道のコースです。平日でも同様の高齢者を多く見かけました。ここは、ハイキングコースかと思っていましたが、ロックガーデンから風吹岩付近までは鎖場、岩場があり、登山になりました。ただ、やっとついた山頂付近は車が行きかっています。標高900mあるので日陰には雪が残っていました。昼食を済ませた後、最高峰931mまで登り、眺望を満喫、記念撮影をすませ登りは終了でした。下山後の有馬温泉では日帰り温泉「金の湯」につかりました。混雑で待ち時間がありました。入浴は外国の人がほとんどで異様な感じでした。休憩、昼食を含め6時間、歩数も3万歩超えの長丁場でしたが、ワイワイガヤガヤで楽しい日帰りトレッキングでした。
ちょっとそこまで 見頃になった葵桜(河津桜) 2024 02 27
青い空にひかれての花見です。13日の様子見からちょうど2週間、ツボミからほぼ満開になっていました。暖かかったので例年より開花が10日ほど早かったようです。花は自然にいつも正直です。
この日は、風が強くてみんな踊っていましたが、寒風に振るっているようにもみえました。でも満開で賑やかな雰囲気を楽しんでいる花、花、花、でした。
肉眼で見える黒点の出現 2024 02 27
肉眼黒点!との情報から遅ればせながら撮影してみました。日食眼鏡で、あるような無いような?内容でした。同じ器材で撮影し同サイズにトリミングした昨夜の月を並べてみました。先日は満月で、パースームーンでした。
2月23日の夜に 月、さそり座新星、金星と火星の接近
曇天の週でしたが、23日夕方は満月前の月が雲間から見え隠れしていました。そこで、慌てて撮影してみましたが、高度が低くシーイングも悪かったので眠そうな月でした。
明け方は、久々に一色町で、さそり座新星を撮影しました。暗くなってはいましたが、まだ、9等台で明るい状態が続いています。薄雲が流れ満月下の最悪の条件でした。撮影終了後に渥美半島の蔵王山展望台から金星が昇ってきました。記念にと、カメラを三脚に載せ替えて撮影してみました。この朝は金星と火星が見かけ上大接近との情報*を後で知り、画像を見てみると、金星の隣に火星がしっかり写っていました。ただ、地表の灯りが流れていてどうもカメラが動いていたようです。
*アストロアーツ記事
「2024年2月中旬から3月上旬ごろ、明け方の東南東の低空で金星と火星が大接近する。最接近は2月23日ごろ」