18日の夕方、カシオペア座に新星が出現。国立天文台では「カシオペヤ座の新星を日本の天体捜索者が発見」（https://www.nao.ac.jp/news/topics/2021/20210319-nova.html）
として、またVSOLJニュースでも 「V1405 Cassiopeiae = Nova Cassiopeiae 2021 (PNV J23244760+6111140) 中村さんがカシオペヤ座に新星を発見」として情報発信されました。
天文学会が実施されている時に新星が出現するというジンクスがある？ のですが当たりました。19日、TOCPをみて夕方、近くの田んぼ道で、発見とほぼ同じ時刻に撮影しました。霞んでいる空ですが、北西方向に名古屋があり無残な空です。星は全くみえません。カシオペアのWどころか、北極星も極軸望遠鏡で探します。５秒も露出すると真っ白になります。そんな空でも新星が写りました。発見時の9頭よりも8.1等で増光していました。
翌朝はいつもの海岸で出かけて撮影しました。ここも北の空はよくありません。明るく10秒も露出はできません。ただ、前夜よりも位置が少し高いだけ条件がよくなります。南の空とは雲泥の差です。しかし、薄雲の中、7.6等で更に増光しているのが写っていました！！！
