M82に出現した超新星SN2014Jの観測キャンペーン(仮)

タイトルのキャンペーンが以下サイトで公開されています。
そのままコピペしてみました。
興味ある方はご参加下さい!!
 
見てみよう・写そう・明るさを測ってみませんか?

1993年のM81の超新星(SN 1993J)以来、見かけの明るさがもっとも明るく見える超新星が、M82に発見されました。この機会に、お手持ちの望遠鏡を使って目で見てみませんか。
近年は、超新星の研究に注目が集まっていて、系統的に超新星の捜索が行われています。日本人のアマチュアの活躍もご存知のとおりです。
しかし、その中でも、普段皆さんがお使いの中口径の望遠鏡で、目でも見える明るさの超新星はたいへん珍しいです。また、ご存の通り、M82は、近くのM81とともに、天体写真の対象として有名です。この機会に、写真に撮ってみませんか?
そして、明るさを測ったら、VSOLJ(日本変光星観測者連盟)にその結果を報告してください。この超新星について興味のある誰にでも使える観測データとして公表したいと考えています。

SN 2014J
2014年1月21日、University College London Observatory(ロンドン大学天文台)のStephen J. Fossey博士と学生さんらが、実習の最中、M82に超新星を発見しました。
この超新星は、その後、すぐに複数の観測者によって確認され、広島大学の東広島天文台かなた望遠鏡や美星天文台で分光観測が行われ、SN 2014Jと名付けられました(CBET 3792)

この超新星についての詳しいことを知りたい方には、VSOLJニュースも参考にしてください。
VSOLJニュース No.308 M 82に明るい超新星2014Jが出現 (山岡均)

[光度曲線]

超新星とは
(準備中)

観測用星図
http://meineko.sakura.ne.jp/campaign/SN2014J-chart.jpg
比較星光度は、AAVSOを参考にしました
比較星光度は、星と紛らわしくないように小数点を省いて記入されています。(例えば、100は、10.0を表しています。)

目で見て明るさを決める方法
目で見て、周りの星と明るさを決めることを目測といいます。
目測の仕方は、
いるかざ新星のキャンペーンを参考にしてください

デジカメによる写真データの測定の仕方
デジカメで撮影をされる際に、データをRAW形式でも保存すると、明るさの測定に利用できます。

また、この超新星は、発見前、1/15日ころから画像に写っていたことが報告されています。
発見日前のM82の画像をお持ちの方は、是非、確認をしてみて、明るさを測ってみてください。
資料
  RAW画像からの光度の測定方法 :
   
ステライメージ(有料)を使う方法
   マカリ(無料:要申請)を使う方法
   Iris(無料:英語)を使う方法

   必要なソフトは以下をクリックしてください。
   
digphoto3・4マカリIris

データの報告方法
SN 2014Jを見ることがでたら、是非、明るさの見積も行って、報告してみてください。
もちろん、眼視による観測だけでなく、CCDやデジカメを使っての測定結果の報告もお待ちしています。

観測報告は、vsolj-obsメーリングリスト宛、お送りください。
よくわからない場合は一番下の連絡先にメールでデータをお知らせください。
必要なものは観測された方のお名前(ふりがなも)、観測場所(○○県○○市まで)、年月日時刻(分まで)、等級です。そこからVSOLJの観測報告用メーリングリスト(VSOLJ-obs)に報告されます。
従来から、VSOLJ-obsに報告されている方は改めて報告は必要ありません。

寄せられた観測データ
VSOLJ databaseで、Object nameのところに、SN2014Jと入れていただければ表示されます。

キャンペンの呼びかけ元
VSOLJ

VSOLJについて
VSOLJは、変光星に興味を持った、主にアマチュア天文ファンから構成さされる任意の団体です。
VSOLJのご案内

キャンペーン世話人
清田誠一郎、内藤亮介、永井和男、前原裕之、広沢憲治
お問い合わせ・連絡先:skiyotax@gmail.com(清田誠一郎:アットマークは小文字に変えてください)