今日で２月も終わるというのにやっと１月の状況をまとめることになった。
それほど忙しいわけでもないが、記録に残しておく。
１月は前半は夕方、後半は朝方の撮影となったが、撮影日数は７日。後半から少し体調を崩してしまい、朝方の撮影はサボっている。
撮影エリアも限定しているため、増光を捕らえる変光星もほとんど無かった。
ASAS-SNが台頭している中、今年になってDSLRによる個人の新星発見があいついでいる。
新星発見よりも特筆すべきは、長崎の前田氏による「Nagasaki All Sky CV Patrol」が本格稼動し、
ASAS-SNが台頭している中、今年になってDSLRによる個人の新星発見があいついでいる。
新星発見よりも特筆すべきは、長崎の前田氏による「Nagasaki All Sky CV Patrol」が本格稼動し、
VSOLJやVSNETに多くの観測結果が報告されていること。
VSOLJの観測報告を眺めているだけで面識もなく、具体的な観測方法は知りえないが、１月だけで
VSOLJの観測報告を眺めているだけで面識もなく、具体的な観測方法は知りえないが、１月だけで
N=5041の途方もない数の観測報告がある。（VSOLJ－dbより）
望遠鏡の自動導入＋DSLR＋自動測光で効率のよい観測がされている。詳細を「変光星」や「VSOLJブリテン」なので紹介して欲しいものだ。
望遠鏡の自動導入＋DSLR＋自動測光で効率のよい観測がされている。詳細を「変光星」や「VSOLJブリテン」なので紹介して欲しいものだ。
番外編として月末には皆既月食があり、当初の予想に反して晴れ、観望できた。
■TOCPより
PNV J11261220-6531086 2018 01 14.4861* 11 26 12.20 -65 31 08.6 7.0 V =nova Mus 2018
＞オーストラリアのRob Kaufmanさんが、Canon 650D ＋ 55mmで発見。日本からは観測できないが、
AAVSOの観測結果をみていると1/22に6等台でピークのようだが、2/7現在でも8等前後でまだ明るい。 ご自身のスペクトル観測もあって、即新星と確認されたようだ。
＞オーストラリアのRob Kaufmanさんが、Canon 650D ＋ 55mmで発見。日本からは観測できないが、
AAVSOの観測結果をみていると1/22に6等台でピークのようだが、2/7現在でも8等前後でまだ明るい。 ご自身のスペクトル観測もあって、即新星と確認されたようだ。
PNV J17180658-3204279 2018 01 17.8691* 17 18 06.58 -32 04 27.9 11.0 U =nova Sco 2018
＞掛川の西村さんが、EOS 6D + 200mmで発見。この時期、この位置は低空で私のf=135mレンズでは地上の風景が 写りこむため撮影できていない。こんな低空は200mmならではと思う。発見の情報から翌朝19日に、f=180mmレンズで撮影。低空はモヤで星がみえない中、かろうじて写る。ステライメージの測定で約10.7等。AAVSOの観測データでは2/4時点で13等と暗く、眼視観測は少ない。
２月には、また、西村さんによりさそり座に新星を発見されている。これで、さそり座に２個出現したことになる。
＞掛川の西村さんが、EOS 6D + 200mmで発見。この時期、この位置は低空で私のf=135mレンズでは地上の風景が 写りこむため撮影できていない。こんな低空は200mmならではと思う。発見の情報から翌朝19日に、f=180mmレンズで撮影。低空はモヤで星がみえない中、かろうじて写る。ステライメージの測定で約10.7等。AAVSOの観測データでは2/4時点で13等と暗く、眼視観測は少ない。
２月には、また、西村さんによりさそり座に新星を発見されている。これで、さそり座に２個出現したことになる。
１月１９日、空はモヤで星がみえない中、４画像撮影したがなんとか写っているのは下の画像のみで
それ以外は存在がなんとかわかるといった感じ。明るさはステライメージで測定して10.7等だが
不正確かもしれない。
PNV J13532700-6725110 2018 01 19.708 * 13 53 27.00 -67 25 11.0 9.1 U nova Cir 2018
＞オーストラリアのベテランJohn SeachさんがDSLR ＋ 50 mmで発見。発見後増光してAAVSOの観測データでは現在７等前後。残念ながらこの明るい新星は日本からは観測できない。
＞オーストラリアのベテランJohn SeachさんがDSLR ＋ 50 mmで発見。発見後増光してAAVSOの観測データでは現在７等前後。残念ながらこの明るい新星は日本からは観測できない。
PNV J19202580+1851180 2018 01 26.8608* 19 20 25.80 +18 51 18.0 12.6 U Sge
＞国内での発見報告であったが、誤報だったようだ。同日撮影された観測者から該当の星が無い との報告が多数。私も同時刻に撮影していたが限界が11等台までで、12.6等は確認のしようがなかった。
＞国内での発見報告であったが、誤報だったようだ。同日撮影された観測者から該当の星が無い との報告が多数。私も同時刻に撮影していたが限界が11等台までで、12.6等は確認のしようがなかった。
NSVSJ2212131+464603 201801021801 104c Ymo 9.903(1.106)R1 L
NSVSJ2212131+464603 201801021816 104c Ymo 9.903(1.106)R1 L
NSVSJ2212131+464603 201801021816 104c Ymo 9.903(1.106)R1 L
NSV12170 201801092949 107c Ymo 11.55-<15.6 M
CYGV686 201801112938 109c Ymo 11.9-<14.8p M
NSV12170 201801092949 105c Ymo 11.55-<15.6 M
NSV12170 201801112941 101c Ymo 11.55-<15.6 M
NSV12170 201801132932 106c Ymo 11.55-<15.6 M
NSV12170 201801202916 105c Ymo 11.55-<15.6 M
NSVSJ2212131+464603 201801021816 104c Ymo 9.903(1.106)R1 L
NSVSJ2212131+464603 201801021816 104c Ymo 9.903(1.106)R1 L
NSV12170 201801092949 107c Ymo 11.55-<15.6 M
CYGV686 201801112938 109c Ymo 11.9-<14.8p M
NSV12170 201801092949 105c Ymo 11.55-<15.6 M
NSV12170 201801112941 101c Ymo 11.55-<15.6 M
NSV12170 201801132932 106c Ymo 11.55-<15.6 M
NSV12170 201801202916 105c Ymo 11.55-<15.6 M
■番外編の皆既月食
