たて座新星 2022(GDS_J1830235-135539)の近況

1月中には撮影しようと思っていましたが、2月11日の早朝にやっと撮影ができました。
それも、180㎜レンズで。本当は光度計測のために長めのレンズか反射鏡で撮影したかったのですが、まだ夜明けまでの時間が短く、そんな時間がとれません。
新星の領域が入る複数画像に、12等前後でしっかりピックアップされますが、目視で確認するには心眼が必要です。最後に高度が上がった新星を中心にして撮影した画像から、UGEMで検出、測光した平均値をVSOLJに報告しました。

---------Variable Star Observations ----------
GDSJ1830235-135539 202302102940 123cG Ymo
GDSJ1830235-135539 202302102940 119c Ymo
------------------------------------------------
instruments: fl=180mm + Canon EOS 6D

心眼で見るGDS_J1830235-135539

*調べてみないとわかりませんが、JPEG画像で過去12等より明るく表示されることは無かったような気がします。ただ、高度も低く、UGEMを無理やり広視野レンズで測光(面像測光範囲は小)しているので精度はよくありません。


そこで、そろそろ ASAS-SNも撮ってないかと調べてみると、なんと今年初、同夜に撮影していました!これも、N(夜)=1なのでなんとも言えませんが、昨年より明るくなっているような気がします。一旦、止まったように見えた増光が、ひいき目?で見れば、この一年、リニアに増光している?

ASAS-SN