花見は岡崎公園の桜よりもこちらの方が良いという人もいる伊賀川桜堤
稲熊町までを伊賀川沿いに進む道路の通称名。
伊賀川の桜並木は、町の花咲かじいさんと呼ばれた伊賀町の佐々木今朝吉さんが、
伊賀川に桜を植えようと思い立ったところから生まれた。
戦前の1939年(昭和14年)、その次の年が紀元二千六百年になる年であるので、
記念事業にと、佐々木今朝吉さんの次男や親類の方と話し合って決めた。
2年がかりの作業で伊賀橋から稲熊までの伊賀川堤防約2キロメートル間に2600本の若木が植えられた。
戦後の1950年(昭和25年)頃には伊賀川に見ごとに咲くようになっており、