「いつものトレッキング」のメンバー11名で、西穂高岳独標（長野・岐阜）まで行ってきました。
3時半起きで、今期の最低気温22℃、月と金星、降るような冬の星座の星々が見送ってくれました。新穂高ロープウエイの「しらかば平」に着いたのは、8時40分でした。そこからロープウエイで一気に標高2156ｍの「西穂高口」まであがります。気温13度、北アルプス大展望が迎えてくれます。正面には笠ヶ岳、右には穂高の山々、槍ヶ岳、左には焼岳と青い空に立ち並んでいます。登山口からは、9時40分に出発しました。途中の「西穂山荘」には10時50分に着き、更にハイマツ帯に延びる登山道を抜け、展望のある「丸山」に着いたのは11時20分でした。皆さんと相談してここで昼食となりました。おにぎり２個といつものウインナソーセージ、卵焼き、ピーマンをいただきます。下には上高地がみえます。楽しい食事でしたが早々と出発です。ここからは、ハイマツ帯の中をジグザグに歩く登山道です。丸太で組まれた急勾配の登山道を登ると、岩が堆積した斜面になります。かなり息があがります。独標手前の岩場は急こう配です。高所恐怖症なのでここで止めようかと思いましたが、両手両足をフル活動して、下を見ないように登ります。はいつくばって起き上がると正面に大きな岩山が見えます。やっと独標に到着です。12時20分でした。なんとここまでは初心者コースです。次のピークはもっと大変なようです。山頂は多くの賑わいで集合写真を撮ってすぐ下りです。降り始めるとちょうど雲が多くなってきました。帰りは麓の温泉に皆さんとゆっくり浸かって帰りました。
