・毎月恒例の「いつものトレッキング」でしたが、コロナ禍で、今年の上高地スノトレなどが中止になっていました。とりあえず、国の非常事態宣言が解除になったので実施になりました。冬の入笠山は初めてです。奇しくも東日本大震災から10年目の日、快晴、無風、この日しかないという絶好のトレッキング日和になりました。
・9人の参加、デリカ2台で中央道を走りました。だんだんと遠くの山には残雪がみえ出し、目的地の富士見パノラマリゾートでは、蓼科山と八ヶ岳が迎えてくれました。
・ゴンドラで1780mの山頂駅まで15分。そこは、スキーやスノボーを楽しむ人で賑わう別世界です。ここからトレッキングスタートです。圧雪でスノーシューは不要と思われましたが初体験の人もいてスノーシューを履きました。少し歩くと銀世界の入笠湿原に入ります。マルナス山荘からは、白樺と雪原の神秘的な世界。青い空に残雪の八ヶ岳、そして雪の大地と最高のロケーションです。スノーシューでゆっくり登りますが、息が切れます。辛いなぁと思っていると目の前に広い台地が広がり、もう山頂です。山荘から30分程。すでに多くのトレカーが集っていました。
・山頂は、360°の大パノラマです。八ヶ岳ブルーの空の下、御嶽、乗鞍、蓼科、八ヶ岳、甲斐駒・・・富士山もかすかに見えます。あの山は・・・と山談義が聞こえてきます。絶景を満喫しながら楽しいランチタイムです。あったかいカップ麺やコーヒーもまた最高です。
・絶景に後ろ髪をひかれながらスノーシューを履き下山。湿原は圧雪ならがスノーシューの良さや楽しさを体験できました。アイゼンでは深みにはまった人もいたようです。