20日、夕方晴れ間もありましたが、西空は雲が多いので話題の彗星観望・撮影は諦めました。そこで、「寝床で 80年ぶりの新星爆発を捉える? かんむり座T星」と題して今年の1月にここで紹介しました、名古屋市科学館が提供する木曽観測所で撮影された「現在の空」を覗いてみることにしました。リンクから過去の画像もアーカイブ(Kiso Sky Photo archive)で確認できます。「NIKON D5600 Sigma 4.5mm F2.8 EX DC HSM Circular Fisheye」 で、基本10分毎に撮影されています。条件がよければ、7等近くまで写っています。
この日、18時台は雲があって確認できませんが、19時00分と19時10分の 全天画像の端に彗星らしい小さい像がみえます。位置や尾っぽが見えるので、紫金山・アトラス彗星に違いありません。まるで、「金魚鉢の端を泳いでいる小さなメダカ」のようです。明るさは、横のマルフィク(λ Oph=3.85V)と、ほぼ同じように見えるので、4等前後でしょうか? また、その北側には、近々爆発が期待されるT星を持つ、かんむり座が、金魚すくいのカップのように見えます。T星はまだ見えず、5等以下のようです。この画像から観測した場合の観測者コードをNHKよりいただいたので、VSOLJに報告するなら「CRBT 202410201900 <55c Nko」ということになります。
自宅が曇天でも、長野の木曽が晴れていれば、ライブのように彗星や星空が楽しめます。有効利用すれば観測さえ可能です。




*画像は、オープンデータとして活用可となっており、名古屋市科学館の毛利様にも確認(2024年1月)をしています
