【2月6日 好条件で天体観測 @天の丸】

銀河伝説煌めく天空の宿・天の丸様で 星見企画が天体観測です。

立春を過ぎましたが、年間では最も寒い頃です。しかし、6日は快晴、風も無く異常なほど温かい日になりました。標高380m、気温は7℃。冬の天体観測としては絶好の条件です。

テラスからは見える夕焼けのグラデーションは低空のモヤも手伝って夕餉時を感じさせます。薄明も終わる18時30分、ISSがどの夜景の灯りも明るく北西の空に見え、プレアデスの美人姉妹に邪魔にならないよう横を走り、勇者オリオンを戒めるようその前をゆっくり通過していきました。あの光の中に野口さんがいるのかと思うといつも感慨深いものがあります。慌ててカメラを向けてみましたが、ピンボケでした。

お客様は後半に集中しました。冬の大三角、冬のダイヤモンドなど皆さんと星座巡りを楽しみました。そして、望遠鏡で、すばる星団、オリオン星雲、火星などを観ました。最初は、「何も見えない!」と言っていたお子様も片目を覆ってからは「たくさん星が見える!」に変わって、うれしくなります。眼下は蒲郡の夜景が眩しいほどですが、レンズの中のオリオン星雲は、飛ぶコウモリがトラペジウムを抱くような陰影がくっきり見えました。また、遭遇すると長寿、幸運がやってくるという、りゅうこつ座カノープス、お客様といっしょに探しましたが低空のモヤでみえませんでした。さすが吉兆の星カノープスです、そう簡単にはお目にかかれません。またを期待しましょう。

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望遠鏡と夜景

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望遠鏡と夕焼け

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オリオン座を通過するISSはピンボケ

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天体観測風景

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天体観測風景

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天体観測風景