ペルセウス座流星群ピークの夜に、コロナ対策の宿として有名な天空の宿、天の丸様で星見企画 による天体観測がありました。
この日は、岡崎は猛暑日でした。天空のテラスでも最初は28℃ありましたが、心地良い風が流れて暑さは感じません。20時を過ぎると雲も少なく無くなり、三河湾の上には天の川がうっすら立ち上り、絶好の星見の夜になりました。天界には、夏の大三角、南に兄弟星のように並ぶ、木星と土星、そして、西にアルクトゥルスと賑やかです。いつものように星座のお話をさせていただいた後に、望遠鏡で木星、土星、アルビレオを観ていただきました。コロナ対策のディスタンス確保で長い列になります。土星の環には、カッシニの間隙(かんげき)があることをお話しましたが、観えた方は感激されていました。下界に目をやると、黒い三河湾の向こう側に渥美半島が光る筋に見えます。手前には蒲郡の眩しいほどの夜景で、その中からは時折上がる光の環、花火にも感激です。肝心の流れ星は、星座の説明をしている時に、お客様から歓声があがり、一個だけ観ることができました。最後には常設のアルコール消毒もお願いしました。終了の21時30分になっても途切れることがなく、この夜も50名を超えるお客様が天体観測や夜景を楽しまれました。